代表挨拶

カテゴリー: 学校紹介

代表挨拶

未来の日本を託す子どもたちの育成

私たちは現在、激動の世界に生きています。そして、世界は様々な困難に直面しています。私は、そんな今だからこそ、日本が、日本人が、これまで2千年をはるかに超える歴史の中で培った、奥の深い文化や習慣、規律や礼儀、秩序や道徳心等を基に、リーダーシップを発揮できる時代だと考えています。しかし、日本の今の教育は残念ながら、これらの日本人が知っておくべき、持っておくべきものを、次の世界を担う子供たちに教育しているとは言えないと思っています。

私自身、海外留学や海外出張等で、様々な国に行った経験があります。その先々で出会う外国の人たちの多くが、自国の歴史を細かく知っており、自国の文化や伝統、宗教など様々な事を誇りを持って話してきました。 一方で、私はこれまで、「日本人はたいしたことない」、「日本はダメだ」と平気で口にする日本人を多く見てきました。

この違いはなにか。 私は教育だと考えています。

アメリカ留学時代、公立小学校に行って、日本の文化を紹介するという体験をしたことがありました。その学校では、毎朝アメリカの国歌斉唱をしていました。 また、商社時代に訪れた南アフリカでは、車のボンネットを自国の国旗にペイントしている車や、国旗の洋服を着ている人たちなどを多く見ました。日本で毎朝国歌を斉唱している小学校はどのくらいあるでしょう。日の丸のペイントをした車を見ると皆さんはどう思いますか。これらの日本人の感覚は、単なる刷り込み、思い込みだと私は考えています。なぜなら私が見てきた多くの国々では違っていたからです。

母国を大切にする、その心の土台の上に、全てがあるべきです。それは、家族を大切にする心と何一つ変わらないこころだと思います。

だからこそ、私達、ビクトリアキッズイングリッシュアカデミーでは、毎日英語に触れて、単に英語の習得を目指すだけの学園ではなく。英語は単なるコミュニケーションの道具ととらえ。英語と同時に、日本人として、私たちの先人が培ってこられた、今も脈々と受け継がれている大切なことを、子どもたちに伝えていき、日本に生まれたこと、私たちの母国を誇り、その上で他国の文化や考えを尊重できる人間形成を目指します。また、さらに子どもたちの可能性を引き出すための、知育・能力開発、心と体を鍛える身体育成、道徳教育を実施していきます。

それが、私たちの目指す教育の形です。

可能性に溢れる子供達に沢山の経験やバランスの取れた学びの場を提供し、将来グローバル社会で活躍できる日本人になっていただけるよう指導して参ります。

最終更新日:2018-04-09